こんにちは。
ご縁づくり商店街会長
あっこさんのお節介/お店の応援ブログへようこそ。
おなたはお節介ですか？(笑)
お節介って今も言うのかな？
昭和チックな言語と発想なのかも知れませんが私、お節介なんです。
今回はお節介が作り出す信頼関係のお話です。
なぜお節介か？
あなたのお店が千客万来、立地も良くって、さばききれないほどのお客様で溢れているのならこの先の情報はいらないかも。
なぜなら、出来ないからです。
目の前のお客さんを普通に対応するしかないからです。
私のところみたいに呼ばなきゃ来ない。
来るのも不便で骨が折れる。
こんな立地だから、来る人もわざわざうちに来るためにやって来てくれます。
その数は本当に少ないです。
以前1億５千万円以上の家賃を使って駅前に居た時には考えられない人数です。
そんな立地だからこそ、するお節介は山ほどあります。
どんなお節介か？
お店では各種イベントを主催して開催しています。
上の写真は店内で開催した歌声喫茶の一コマ。
他にも包丁研ぎや網戸の張替えなど。
それはもう、小売店のカテゴリーからは大きく外れています。
けれども、激しくニーズがあります。
ここがお節介ポイントなんです！
売りたいものが、お客さんが欲しいモノか？
ここが大きな問題です。
実際、うちで販売しているものは何軒か先に行った、うちよりはちょっと立地の良いお店さんでも売っています。
もちろんお店ごとに特徴はありますね。
けれどもうちで買って貰うには、インパクトが必要であり、圧倒的にうちでなければというぐらいの理由が必要なのです。
何軒か先のお店も、うちより良いだけでお世辞にも良い立地とは言えませんから、送迎サービスをしています。
けれども、送迎だけでは最早普通なのだろうと考えています。
こっちが、どんなに売りたいと思っても、お客さんにとって特別でなければうちでは買わないんです。
これはもう決定しています。
お節介の目的
なので、うちは普通はしない事。
普通の小売店さんがしないようなサービスをあえて低価格で提供することにしています。
前述の歌声喫茶は参加費３００円。
包丁研ぎは１本５００円。
これで儲けようとは全く思っていません。
とにかく、来店する理由の提供と信頼関係の確立だけを目的にしてやっています。
お節介の効果
効果の大きな事として、やはり信頼関係の構築があると思います。
事例
先日電話で
『包丁研ぎ屋さん？
包丁研ぎやってるの？
歩けないから取りに来てくれないかな？』
先に挙げた、良い立地で普通の接客で売り上げが上がるお店なら、
『ごめんなさいね。包丁研ぎは来店の方のみのサービスです。さようなら。』
ってなるはずなの。
だって対応できないじゃないですか。
そういう、オペレーションになってないんですもん。
うちがどうしたかというと
『来れないの？
そうかー。
本当は、取りにいかないんだよ。
でもせっかくお電話くださったからいきますよ。』
と受けました。
結果
そのお客さんのとこに手ぶらでは行きません。
お中元用のカタログと、売れ筋の商品持って敵陣へ。(笑)
まんまと５０００円以上を売り上げました。
さらに、住所、電話番号。
このリストをゲットして最高の営業です。
もっと言えば、その方のお家に行けると言うことは、生活状態を把握できると言うこと。
これは次回営業の有料情報になります。
まとめ
お節介がもたらすもの。
①信頼関係
②新規なら顧客リスト
③集客
お店で欲しい集客のポイントが集まっているのがこのお節介戦略です。
あなたのターゲットとしているお客様は誰ですか？
その人が求めているのはどんなサービスでしょうか。
もし、それが今のあなたのショーケースにないものでも、出来そうですか？
出来そうならやってみる価値はあります。
うちでは普通の女性スタッフが覚えて包丁研いでますよ。(*^^)v
何でもいいのです。
チャレンジするかしないかはあなた次第です。