小さなお店の集客相談室｜明確なターゲット像の裏にあるストーリー

2021年4月22日

こんにちは。
あっこ社長のご縁繋ぎブログへようこそ。

父の急逝で普通の主婦から一夜にして社長になりました。

こんな私が一人孤独に頑張っていましたが、一念発起マーケティングを学び共に頑張っている全国の経営者と繋がったところから世界が変わってきました。

小さなお店の経営者として学び一歩前進した所から好転してきた売上やマインドのお話。24年の社長としての経験から気づいた大切な事や、何歳からでもチャレンジできる人生のコツをお知らせしています。

今回は【繁盛するお店のターゲットの絞り方】というお話です。
ポイントは下の3つ～

◇ターゲットを絞るメリット
◇誰の何を喜ばせるサービス（商品）なのか
◇ターゲットへのストーリーを膨らませよう

では詳しくお話してゆきます。(^^)/

ターゲットを絞るメリット

ターゲットとはあなたのお店の価値を決めてくれる人であり、価値を高めてくれる人でもあります。

この人たちをシャープにギリギリまで絞ることであなたのビジネスがどんどん唯一無二の価値のあるビジネスになってゆくのです。

例えば、安売り。安いものが好きな人を喜ばせるならばいつも競合店との顧客の奪い合いをし続けることになります。私のところのように街の中の小さなお店で地の利も悪くて営業しているようなお店で幾ら安くしても客数を追えなくっては話の他です。

ですからあなたが特別に想いがあるとか、強み、経験の深い部分を好むターゲットにしてゆくことは尖った刃のようにお客様にとってインパクトとなるわけです。

誰の何を喜ばせるサービス（商品）なのか

具体的には【誰のどんな問題を（悩みを）解決し喜ばせる商品なのか】を明確にしてみて下さい。

私のお店だったら【75歳のおしゃれ専門店】として、ポケットがあるとか、背の高い低い、痩せてる太ってる。など、経験から得た独特のニーズを網羅しています。ですから75歳のおばあちゃまたちの中では唯一無二。一点ものではありませんので、街の中では同じ浅草橋で仕入れた商品を販売しているお店は在りますが、その店を越えてうちに買いに来てくれるお客様がたくさんおります。

あなたのお店にもこれは負けない、とか、これだけの経験は他の人はしていないだろうと思うような事。それを求める人たちをターゲットとすることでお店の特徴をわかりやすくお客様に伝えることになります。

ターゲットへ伝えるためのストーリーを膨らまそう

ターゲットが明確になる中で、想いや感情が出てきたらそれを整理してストーリーにまとめてみましょう。

私には83歳になる母がいます。その母が私の仕入れた商品を『良いのが入ったねー』といつも言います。その母の言葉が私にはいつもとても励みになっていました。経営が大変だった時、仕入れにお金が掛けられず細々と仕入れていた時。どんな時も品出しを楽しそうに見ている母の姿が、『ああ良かった。』とその日の仕事が『上手くいったなあ』と思えるひと時でした。

そうか。母が喜ぶ⇒年配の女性を喜ばせたい。というターゲットに繋がったのです。お客様にも娘のように接して、ひと時楽しんでお買い物をして欲しい。これが私のお店のストーリーです。

あなたのサービスやお店にも心のどこかに隠れたストーリーがあるはずです。見つけてまとめてみて下さいね。